引越しするなら住所変更が必要なものはどれ?どこでなにをすればよい?
引越しをして、新しい生活を始めるのはワクワクしますよね。しかし、引越し作業が完了して、落ち着いたらしなければいけないのが、住所変更です。住所を変更していないと、その後の生活で、不便な思いをするかもしれません。この記事では、引越しした際に、住所変更が必要なものはなにか、また、その方法をご紹介します。
引越しで住所変更が必要なもの
住所変更が必要なものを紹介します。引越しすることは、労力をとても使います。また、役所などに行くと時間もかかるでしょう。計画せず、思いついたものからやっていくと、手間が余計にかかってしまいます。スムーズな住所変更ができるように、参考にしてください。
日常生活で使うものは早めに!
ライフラインと呼ばれる、日常生活で欠かせないものは、早めに使えるようにしておかないと大変な思いをします。とくに、電気・ガス・水道は、優先的に手続きをしてください。立ち会いが必要なこともあるので、予定に余裕を持っておきましょう。携帯電話やインターネットも、現代では欠かせません。同じものを使うにしても、問い合わせをして、住所変更等を行ってください。
また、重要な書類が郵送で送られたりする方は、各種、変更をしましょう。インターネットで、住所変更が行えるものもあります。電話だと混み合っていて、時間がかかることも多いですが、スマホやパソコンであれば、待ち時間なく登録をできます。
役所で住所変更を行うもの
次に、役所に行き、住所変更を行うものです。日常生活では、住所はあまり意識しないと思いますが、引越したときには、登録を変更しなければなりません。
住民票
1つ目は、住民票です。同じ市区町村に引っ越す場合は、引越し先に住み始めて14日以内に、町村役場・市区役所に、転居届を出します。ほかの市区町村へ引っ越す場合は、引越し前に、現住所地の町村役場・市区役所で、転出届を出します。引越ししたら14日以内に、引越し先の町村役場・市区役所で、転入届を出さなければいけません。住民票の住所変更ができていないと、免許証などのほかの手続きができない場合もあるので、最初にやっておきましょう。以下では、町村役場・市区役所を、役所と書かせていただきます。
マイナンバーカード
2つ目は、マイナンバーカードです。転入した日から14日以内に、新住所地の役所で、住所変更を行います。
国民健康保険証
3つ目は、国民健康保険です。これは、加入している方のみです。住民票と同じく、2パターンあります。同じ市区町村に引っ越す場合は、引越し先に住み始めて14日以内に、役所で手続きを行います。別の市区町村に引っ越す場合は、転出日までに、引越し前の役所で、資格喪失の手続きをします。新規加入するには、転入して14日以内に、引越し先の役所で手続きしてください。住民票の住所変更と、場所やタイミングが同じなので、一緒に手続きすることを、おすすめします。
警察署で住所変更を行うもの
引越しの際に、警察署で住所変更をすることもあります。警察署と聞くと、どんな感じなのだろうと思うかもしれませんが、多くの方が行う手続きなので、かまえる必要はありません。必要な手続きは、主に2つあります。
運転免許証
1つ目は、運転免許証に記載されている、住所の変更手続きです。引越し先の住所地を管轄する警察署で、手続きできます。ほかにも、運転免許センターと運転免許試験場でも、住所変更ができます。行きやすいところで、大丈夫です。手続きに行く際に、住民票の写しやマイナンバーカードなどの、新しい住所が記載されているものを、持っていきましょう。早ければ、15分ほどで終わります。期限の明記はなく「速やかに」となっていますが、免許証は、身分証として使うことが多いので、早めに変更することをおすすめします。
車庫証明
車の保管場所が変わったときも、住所変更が必要です。期限は、保管場所を変更した日から15日以内です。保管場所を管轄する警察署でできます。免許証に比べると、記入することが多く、時間もかかってしまうかもしれませんが、義務なので忘れずに変更しましょう。
そのほか住所変更が必要なもの
最後に、上記の見出しには入りませんが、住所変更が必要なものを紹介します。手続きをするのに、期限があるものとないものがあるので、優先順位を付けて済ませていってください。
車検証
車の車検証も、住所変更が必要です。普通自動車は運輸支局で、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きできます。転居後15日以内に、しなければなりません。車検証の存在は、あまり意識することがないので忘れやすいです。変更をしていないと、なにかあったときに保険が適用されない可能性もあるので、注意してください。
民間保険
民間の保険に加入している方は、早めに住所変更をしましょう。車検証と同じく、有事の際に、保険金が降りない可能性があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。この記事では、引越しのときに、住所変更が必要なものを紹介しました。法律で住所変更が義務付けられているものを、そのままにしておくと、罰金刑になる可能性もあります。引越しの前後は忙しく、面倒に感じるかもしれませんが、新生活を不安なく過ごすために、しっかり手続きしておきましょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。