引越し時に自転車はどう運ぶ？４つの運送方法・処分の仕方を詳しく解説

引越しする際にはさまざまなものを運ぶことになりますが、そのなかでも運びにくいのが自転車です。特に家族が多いと人数分の自転車があり、運ぶのに苦慮する場合もあるでしょう。今回は引越しする際に自転車をどうやって運ぶのか、また処分したい場合はどうするのかについてご紹介します。

引越しで自転車を運ぶ４つの選択肢

引越しする際に自転車を運ぶには4つの方法があります。引越しの距離や自転車の台数、引越しの予算などによってどれを選ぶか決めるとよいでしょう。

引越し業者に頼む

自転車が1、2台と少ない場合は引越し業者に運搬を頼んでしまうのがおすすめ。自転車はある程度大きさがあるので見積もりの際に忘れずに自転車があることを伝えておきましょう。自転車は屋外にあるので見積もりに入れ忘れがちです。また引越し当日も屋外にあるためうっかり積み残して引越し業者のトラックが出発してしまった…なんてアクシデントが発生しないよう気をつけましょう。

トラックに乗せて運ぶ

自転車を積み込めるトラックをレンタルして、自分で引越し先へ運ぶという方法があります。高級な自転車なので引越し業者や宅配便で送って壊れるのが心配、大事な自転車だから自分で運びたいといった場合におすすめの運搬方法です。

宅配便で送る

単身の引越しプランだとトラックではなくコンテナなどに荷物を積むケースがあります。自転車がコンテナに入らない場合は宅配便を利用するとよいでしょう。分解できるようなロードバイクは宅配便で送ることができます。分解してパーツごとに緩衝材で包み、傷がついたり壊れたりしないようにして宅配便で送ります。

自分で乗っていく

自転車に自分で乗っていくという方法が一番お金はかからない運搬方法です。学生や新社会人などお金を少しでも節約したい方におすすめ。引越し先がある程度近いところであればあまり負担を感じることなく引越しができるでしょう。自転車を公共の交通機関に乗せたい場合は、袋に入れて運ぶ必要があるので準備しておきましょう。

自転車を処分する場合どんな方法がある？

引越し先は坂が多いから自転車を使わない、自転車が古くなってきたら買い替えたいといった理由で引越しの際に自転車を処分したい場合があります。その場合はどうやって処分したらよいのでしょうか。

売る

所有しているのが高価な自転車の場合は売却するのがおすすめです。引越しにはお金がかかるので引越し代の足しになります。高値で売りたい場合はフリマアプリやオークションなどを使うのがよいでしょう。フリマアプリやオークションは面倒という場合にはリサイクルショップや中古車販売店に持っていければ、高値ではないかもしれませんが売却できるでしょう。

ゆずる

家族や知人に自転車をほしがっている人がいたらゆずってしまうのもひとつの手です。自分は自転車を処分する手間がはぶけ、ゆずった人には喜んでもらえるというメリットがあります。

不用品の引き取り業者に引き取ってもらう

こちらがお金を支払うことになりますが、不用品の引き取り業者に引き取りを依頼して自転車を引き取ってもらう方法もあります。引越しの準備をしていくなかで、捨てたいけれど大きくて処分に困っている、捨て方がよく分からないのでとりあえず持っているというようなものもあるでしょう。不用品会社に回収を依頼すれば自転車やほかの不用品もまとめて処分してもらえるため、荷物がすっきり片付いた状態で引越しができます。

粗大ごみに出す

自転車を粗大ごみに出す場合は防犯登録が切れていなければ抹消手続きをした上で、粗大ごみに出します。粗大ごみシールを購入し自転車に貼り、自治体の指定する日時、場所に出しておくことで処分できます。

新居で自転車の管理に必要な手続き

引越した後に自転車関連の手続きはどんなものがあるか知っていますか？自転車だからとくに手続きは必要ないだろうと放置しておくと後から困る可能性があるので、きちんと手続きする必要があります。

防犯登録

自転車の防犯登録は自転車を盗難被害から守ってくれます。同じ県内に引越した場合は防犯登録指定所になっているショップで住所の変更手続きを行います。結婚などで名字が変わった場合も変更手続きをしましょう。県外に引越しする場合は防犯記録を抹消してもらっておき、新居の近くの防犯登録指定所で新規登録をすることになります。

ロードサービスや保険

高価な自転車を持っている場合、ロードサービスや保険に加入している方もいるでしょう。きちんとサービスが受けられるよう引越しとともに登録している住所変更を忘れずに行いましょう。

まとめ

自転車は家族ひとりにつき一台持っている場合が多く、家族で引越しとなると自転車だけで引越し荷物を圧迫してしまう可能性があります。近所に引越しであれば自分で乗って運ぶのが節約にもなります。遠方に引っ越す場合は、引越し業者や宅配業者に運搬を運ぶことになるでしょう。高価な自転車を持っている場合はしっかり梱包しておきましょう。もし引越しを機に自転車を処分する場合は防犯登録を解除する必要があります。ゆずったり売ったりする場合は譲渡証明書を作成し、次の持ち主が防犯登録できるようにしておきましょう。