引越しは最短何日かかる?ステップごと最短日数と効率的な退去方法を解説
引越しは物件の内見をしたり荷物を梱包したり役所に行ったりと何かとやることがあります。急な転勤や学校の新学期に間に合わせたいなどの理由で急いで引越しをしたい場合もあるでしょう。今回は急いで引越し準備をしたら、どれくらいで準備できるのかステップごとの日数なども詳しくお話しします。
引越しは最短何日で終わる?
引越しはどれくらいの日数があればおわるのでしょうか?引越し先が決まっているかいないかなどで日数が変わってくるので、パターン別に解説します。
物件が決まっていない場合
引越す物件が決まっていない場合で最短で、引越しを考えている場合、2週間から1か月くらいは必要になります。なるべく早く引越すには物件探しと決定がどれだけスピーディーにできるかにかかっています。物件の内見には時間がかかるので一日に内見する件数にも限界があります。
ホームページや不動産屋の広告などで物件情報をしっかりチェックし、自分が気に入りそうな物件を内見していきましょう。気に入った物件があれば入居審査、契約などにある程度時間がかかるのでそこから2週間くらいは必要になるでしょう。
物件は決まったけれど入居審査待ちの場合
住みたい物件が決まったけれど、入居審査を待っている状態の場合、引越しがおわるまでに3日から7日程度みておくとよいでしょう。不動産会社の休みを挟んだりすると審査に時間がかかる場合もあるので、どれくらいで入居審査ができるか不動産会社に確認しておくとあせらなくてすみます。無事に入居審査に通ったら契約に進みます。契約時に必要書類や印鑑などがないとタイムロスになってしまうので、入居審査中に契約に必要なものをそろえておきましょう。
また待っている間に引越し業者へ連絡し見積もりをとっておくのもおすすめ。引越し業者のプランによっては荷物の梱包、荷解きまでやってくれるコースもあるので、ある程度費用はかかってもよいのでとにかく最短で引越しがしたい場合は、自分の作業負担が少ないコースを検討してもよいでしょう。
物件が決まり契約もおわっている場合
物件の契約がおわり鍵をもらっている状態であれば、当日や翌日に引越しが可能です。大手の引越し業者は即日対応が難しいので、とにかくスピード重視の場合は、柔軟に対応してくれそうな小さめの引越し業者をピックアップしておくとよいでしょう。
引越しのステップごとの最短日数
物件探しや契約手続きなど、引越しに必要なステップごとにどれくらいの日数がかかるのか解説します。ステップごとの日数を把握することで引越しのスケジュールを立てやすくなるでしょう。
物件を探す
物件を探すにはホームページや不動産会社の貼り紙をチェックし的になる物件をピックアップしていくことになります。どんな土地か知らないところに、引越す場合はその土地に行って雰囲気を確認するといった作業をすることも。また実際に物件の内見をしてみても想像と違えば、またほかの物件を探すことになります。気に入る物件を探すのには1か月から2か月ほどかかると考えておきましょう。
契約
気に入った物件があったら契約に進みます。書類の記入などを行い、入居審査に進みます。入居審査がおわるまでは3日から7日くらいと考えておきましょう。物件のなかにはまだ前の入居者が住んでいる、契約しているといった場合は前の入居者が退去する、クリーニングを行うなどの期間待つ期間が発生する可能性があります。急いで引越ししたい場合は即入居可の物件を選んだ方がよいでしょう。
ライフラインの契約
水道やガス、電気などの契約を行い新しい家に住めるようにする必要があります。引越しの荷物を運んだのにガスが使えずお風呂に入れない…などどならないよう契約を行いましょう。4日から7日くらい日数がかかると考えておきましょう。開通のために立ち合いが必要なものもあるので、スケジュールを合わせられるようにしなければなりません。
またインターネット工事は引越しが重なる繁忙期の場合、2か月待ちなんてこともあります。インターネット回線の工事については早めにチェックしておきましょう。
引越し会社を選ぶ
引越し会社選びにかかる日数は1週間から1か月くらいかかります。家族が多い、遠方に引っ越す場合は何社か見積もりをとって比較するなどすれば決めるまでに日数がかかります。ひとり暮らしで荷物が少ない場合は引越し業者によっても大きく価格が変わらないので、すぐに決めやすいでしょう。
退去と引越し作業
今まで住んでいた家から引越す場合、早めに管理会社に連絡しておきましょう。ギリギリに連絡すると解約予告期間の範囲に入らず、違約金が発生したり余計に家賃を支払わなければならなかったりするかもしれません。引越しのための荷造りはひとり暮らしの場合5日くらい、3、4人家族の場合は一週間くらいかかるでしょう。
手続き
引越しする場合役所での手続きが必要です。引越しから14日以内に届けを役所に提出するようにしましょう。
より効率的に引越しを進めるには?
引越しを最短ですませたい場合は、ある程度プロの力を借りるのがおすすめです。物件探しは希望を伝えておき不動産会社にピックアップしてもらえば自分で物件を探す手間がはぶけます。引越しの荷物の梱包や荷解きまで行ってくれる引越し業者に作業を依頼すれば自分で段ボールに荷物を出し入れする手間がなくなります。またライフラインの開通手続きを代行してくれる引越し業者などもいるので忙しい方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
引越しはやることが多く、何かと時間がかかります。しかし下準備をしたり業者に作業を代行したりしてもらうことで作業を効率よくスピーディーに進めることができます。業者に作業を代行してもらうとある程度費用はかかりますが、自分でやる作業が大幅に減るので最短で引越しを考えている方は予算と相談し、ある程度プロの力を借りるのがおすすめです。