引っ越し時期はいつ頃がおすすめ?それぞれの月ごとの特徴を掴もう!

公開日:2022/02/15  


引越しする時期によって、費用や物件の数に大きな違いがあります。安く抑えたい人、選ぶ物件の数を重視する人、それぞれに優先順位があります。この記事では、月ごとの特徴や、繁忙期、閑散期のメリット・デメリットを紹介します。何を優先するのかによって、最適な引っ越しの時期がわかり、よい新生活のスタートをきる事ができるでしょう。

引っ越しを行う時期別の特徴を理解しよう

まずは時期別の特徴を確認しておきましょう。

1月から2月の特徴

お正月の時期に引っ越しをする人は少なく、引っ越し会社も年始は休んでいる事が多いです。2月に入ると、春に転居する人が退去の連絡をするので、空き物件の情報が増えてきます。物件を探している人はこの時期から情報を集めておくとよいでしょう。

3月から4月の特徴

引越しの繁忙期に入ります。進学、就職に合わせて引っ越しをする人が増えてきます。希望の日に引っ越しができる様に早めに準備をしておきましょう。

5月から6月の特徴

閑散期に入り繁忙期に比べると、引っ越しの料金や予約が取りやすくなる時期です。とはいえ、ゴールデンウィーク中は引っ越しをする人が増えます。6月は祝日がないので、週末に引っ越しの予約が集中します。日程が決まったら早めに業者への連絡をおすすめします。

7月から8月の特徴

上旬は梅雨シーズン。引っ越しは比較的少ない時期です。しかし、夏休みに入ったタイミングで引っ越しをする人が増えてきます。

9月の特徴

会社の人事異動があり転勤する人が増えます。春の繁忙期に次いで引っ越しが多くなる時期になります。

10月から11月の特徴

6月とならぶ閑散期になり、引っ越しをする人が少なくなります。希望の日時に予約がとりやすく、料金もお得に引っ越しができます。大家さんに家賃や初期費用の値引き交渉がしやすい時期でもあります。

12月の特徴

冬休みに入ったタイミングと新年を新しい所でスタートさせたいと考えている人がいるので、年末に引っ越しが増えてきます。

繁忙期に引っ越しを行うメリット・デメリット

3月から4月は進学や就職、9月は人事異動で転勤をする人が新生活をスタートさせる時期です。1年の中で最も引っ越しをする人が増える「繁忙期」となります。

繁忙期のメリット

・物件情報が豊富
・新築物件が建築される

たくさんの人が引っ越しをするという事は退去する人も増えます。空き物件が数多くでるので希望にあった物件を見つけやすくなります。これは、繁忙期最大のメリットです。また、大勢の人が新生活を始めるこの時期に合わせて、新築物件の建築が多いのも繁忙期ならではのメリットといえます。

繁忙期のデメリット

・閑散期に比べて料金が割高
・業者を頼む場合、希望日に予約がとりにくい
・物件数は多くなるが、探している人も多いので早めに決めなければならない

料金が高くても、引っ越しをしなければならない人がたくさんいます。値引きをしなくても需要はあるので、この時期は閑散期と比べると割高になります。引っ越しをする人が集中するので、希望日に予約ができない事があります。

とくに週末や大安の日に引っ越しをしようと考えているなら、早めに業者に連絡する事をおすすめします。物件数はたくさんありますが、探している人も大勢います。気になる物件があれば、すぐにでも不動産会社へ連絡をしましょう。この時期はスピードが大切です。

閑散期に引っ越しを行うメリット・デメリット

引っ越しをする人が少ない時期を「閑散期」といいます。閑散期は、料金が安いというよいイメージがありますが、デメリットももちろんあります。

閑散期のメリット

・繁忙期に比べ料金が安く、値引き交渉もしやすい
・賃貸物件を選ぶのに、じっくり考える時間がある
・希望の日時に引っ越し業者の予約が取りやすい

引っ越しをする人が少ない閑散期では、引っ越し料金も安く設定されています。契約に結びつけようと、値引きの交渉にも親身に対応してくれます。また、長期間空室を避けたい大家さんに、家賃や初期費用の値下げ交渉をしやすいのも閑散期のメリットです。賃貸物件を探している人が少ないので、競争率はグンと減ります。

気になった物件が複数あっても、比較検討する時間をつくる事ができます。物件の選択は少ないものの、じっくり考える余裕があるので、条件にあった物件を探せるのもこの時期のよい点です。引っ越しは時間が掛かる一大イベントです。希望の日時に引っ越し業者の予約が取りやすい事は大きなメリットといえます。

閑散期のデメリット

・空物件が繁忙期に比べて少ない
・閑散期でも引っ越し料金が高い日がある

条件にあった物件を探すには、物件数が少なく選択肢が減ります。しかし、先ほどメリットで紹介した様に、探している人も少なく競争率は低いので、慎重に考える時間があります。

選択肢が少ない事はデメリットではありますが、納得のいく物件をじっくりと探せるよい時期ともいえるでしょう。閑散期でも、大型連休や縁起のよい大安吉日は料金が高めに設定されている事があります。引っ越しの予約も早めに埋まっている事がありますので要注意です。

 

引っ越しは、時間も費用もかかる一大イベントです。今回紹介した、月ごとの特徴や、「繁忙期」「閑散期」のメリット・デメリットを理解したうえで、引っ越しの時期を考えてみましょう。料金の高い繁忙期にもメリットがあり、料金の安い閑散期にもデメリットがあります。自分にとってなにが優先なのかを考えて、最適な時期に引っ越しをして、よい新生活をスタートさせてください。

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