引越し費用を安く抑えるためには?具体的な方法について解説!

公開日:2022/07/15  


引越しにかかる費用は、同じ移動距離でも高くなったり、安くなったりもします。住居を移すということは思わぬ出費も多くなりますから、引越し費用はできる限り安くしたいもの、もちろん費用を安く抑えることは可能です。後悔しない引越しのために、費用を安く抑えるための方法について、具体的に解説していきましょう。

引越し費用は時期によって大きく変わる

引越し費用を左右する一番のポイント、それは引越しを行う時期です。サービス業などで、繁忙期は通常の時期よりも、料金が高く設定されることがありますが、引越し業者の場合も繁忙期の費用が高い傾向があります。引越し費用が高くなる時期である繁忙期と、逆に安くなる時期について説明しましょう。

引越し費用が高くなる時期

引越しの費用が最も高くなるのは、引越しの繁忙期、具体的にいうと3月~4月になります。この時期は年度替わりにより、就職や転勤、進学などで新しい生活を始める人の依頼が非常に多くなるのです。必ずこの時期は依頼が殺到するので、引越しの予定があるのなら、通常よりも早めに予約をする必要があるでしょう。

予約が取れたとしても、やはりこの時期は費用が高いですから、安く抑えたいのなら繁忙期を避けて、費用が安く設定されている日を選ぶようにしてください。繁忙期は閑散期に比べ、2倍以上高くなるケースもあるといいます。

業者によっては2月から費用が高くなる場合もあるので、早めの1月か、あるいは5月過ぎてから行うのもおすすめです。また、繁忙期だけでなく、土日祝日などの曜日や、時間帯によっても、費用が高く設定される場合もあります。

引越し費用が安い時期

引越し費用の設定が安いのは、繁忙期を過ぎたあとの5月から次の繁忙期前の1月頃になります。この時期になれば、依頼の件数も落ち着いていわゆる閑散期にあたるので、比較的安い費用で引越しを行うことができるでしょう。引越し業者にもよりますが、閑散期の依頼では交渉することで値引きしてもらえる可能性もあります。

引越し費用の具体的な内訳

引越し費用の内訳について説明します。

基本運賃

引越しの基本運賃は法律で基準価格が定められており、業者によって差があるわけではありません。基本運賃は引越しに使用する専用車を借りる際の費用ですが、時間制と距離制の2種類があります。

実費

実費は運賃以外にかかる、人件費や有料道路の利用料金、梱包資材費などを指します。人件費は、専用車両を運転する人を含む、引越し作業を行うスタッフの費用ですが、人数と稼働時間に応じて金額が決まります。梱包資材費は、ダンボールや家具や家電を保護するための緩衝材などです。人件費も梱包資材費も、引越しの荷物の量によって変わりますし、有料道路の利用料金は移動する料金によって変わります。

オプション・付帯サービス

基本運賃と実費を支払うことで、引越し業者は荷物の運搬・搬入と搬出・大型の家具や家電の荷造りや荷ほどきを行ってくれます。それ以外に必要になる作業も、引越し業者がオプションサービスや、付帯サービスとして請け負うこともあります。

例えば、ピアノのような特殊な荷物の搬出・搬入・運送や、エアコンの取り外し・取り付け、ハウスクリーニングや不用品の処分などです。これらの作業は、個別で専門の業者に依頼するのは手間もかかって面倒ですが、引越しと同時に行うことができるので、便利なサービスでしょう。

引越し費用を安く抑えるためには?

引越し費用を安く抑えるために、次のようなコツをご紹介します。

繁忙期の依頼は避ける

引越しが多くなる時期、繁忙期を避けることで費用を抑えることが可能です。3月~4月中だけでなく、連休などの長期休暇など、それに時間帯によっても費用が高く設定されていることがあります。引越し業者によっても、いつが高いのかは異なるので、公式サイトなどで料金を確認してみましょう。

複数の業者を比較検討する

すぐに業者を決めてしまうのではなく、複数の業者に見積りをもらい、比較検討することでより費用を抑えることができるでしょう。荷物の量や移動距離などの条件は同じでも、業者によって設定されている価格が異なるものです。また、見積りを複数もらうことで「他社ではこの価格」と提示し、有利な交渉もできるでしょう。

最低限の作業だけ依頼する

面倒な荷造りや荷ほどきまで行ってくれる、手間いらずの便利なプランは費用も高くなってしまいます。費用を安く抑えたいなら、このようなプランは選ばずに、荷造りや荷ほどきは自分で行い、最低限の作業だけを業者に依頼するようにしましょう。

不用品は事前に処分する

引越しの準備でバタバタしていると、不用品として処分していいものか迷ってしまい、結局判断がつかないまま、新居まで持って行ってしまうこともあります。新居についてから処分することは、不用品にまで運賃をかけてしまうことになるでしょう。見積り時には、不用品をできるだけ処分しておいて、持って行く荷物を少なくすることでトラックのサイズを小さくすることも可能です。忙しいかもしれませんが、可能な限り、不用品は事前に処分しておくようにしましょう。

 

引越し費用を安く抑えることは可能ですが、引越す時期は繁忙期を避け、プランを選ぶ際にも内容を把握しておく必要があります。事前に不用品を処分したり、荷造りや荷ほどきを自分で行うことでも、安く抑えることができるでしょう。もちろん、引越し業者によっても費用は異なるので、まずは複数の業者から見積りをもらい、検討してみることをおすすめします。

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